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○シンデレラ・コンプレックス
アメリカの女性作家コレット・ダウリングは、他者に面倒を見てもらいたいという願望によって、女性が精神と創造性を十分に発揮できずにいる状況を「シンデレラ・コンプレックス」と呼んでいます。
青年期の女性に見られる無意識の依存欲求で、「シンデレラ物語」の主人公のように、誰かがその境遇から救い出してくれるのを、ひたすら待っている女性の深層心理をいいます。
このコンプレックスにとらわれた女性は、男性に依存し守られたいという気持ちと、色々なしがらみから自由になって自立したいという矛盾する欲求の板ばさみに悩みます。
こうした状況に陥る原因は、父と母、母と娘という親子関係と、父と母の夫婦関係が複雑に絡み合って生まれると考えられています。