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説得にはさまざまな形があり、相手により、また内容によっても方法は変わってきます。ここで説得の方法をいくつか紹介しましょう。
◎接種理論【あらかじめマイナス面を伝えておく】
何度も足を運んで説得し、ようやく契約を結んだにも関わらず、後になって「契約を解消したい」と言ってくる客がいます。
このように説得に応じた後で、考えや態度が変わってしまう場合は、何か新しい情報を手に入れたり、反対の意見を聞かされたりしたためだと考えられます。
そこで商品に欠点やマイナス面があるときには、最初の段階でそれを伝えたうえで説得するようにすると良いでしょう。これは説得の接種理論と呼ばれているもので、病気が蔓延しないように予防接種をおこなうのと同様の原理です。