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アメリカの文化人類学者ホールは、人間の空間行動に関する研究をプロクセミックスと呼んでいます。
彼は日常生活の中で使われている距離には大きく分けてで次の4種類があるとし、されにそれぞれの距離帯は近接相と遠方相とに分けられるとしています。
①親密な人との密接距離
・近接相(0~15cm)視線を合わせたり、においや体温を感じられるコミュニケーション距離。
・遠方相(15~45cm)手が届く距離で、やはり親しい2人が使い。電車などではこの距離まで他人が近づくとストレスを感じる。
②相手の感情が読み取れる個人距離
・近接相(45~75cm)どちらかが手や足を伸ばせば相手の体に触れたり、抱いたり、捕まえたりできる距離。
・遠方相(75~120cm)両方が手を伸ばせば指先が触れ合う距離で、相手の体を捕まえられる限界の距離。私的な交渉などではこの距離をとろうとする。