LINE ID:@duarc
性格テストは大きく3つに分けられます。文字通り性格を測定するものですが、心理学では人間が考え、感じ、行動することのすべてを性格と捉えています。
①質問紙法
アンケートのように質問事項に対して、YES・NOなどと回答するテスト
②作業検査法
一定の検査場面に従って作業させて、その経過や結果などから性格の特徴を捉えるテスト
③投影法
あいまいな刺激にどのように反応するかによって深層心理を探るテスト
これらはそれぞれ効果が違うので目的に合わせて使い分けられます。
検査対象者が多い時には、客観性の高い質問紙法や作業検査法が向いています。
しかし、これらは客観性が高い分、限定された側面についての情報を得ることができないので、性格をより深く全体的に把握したいときには投影法を使います。
その代わり、投影法は一度に多数の検査は実施できませんし、検査者の個人的解釈や影響を大きく受けるので、調査に時間がかかります。
もちろん検査の結果がすべてではありませんし、その日の心理状態によっても大きく変わるという点には注意してください。