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以上のようなユングの夢分析は、その後、ユング派の人たちの心理療法で中心的な技法として取り入れられてきています。
ユング派は次の8つの視点を基本として分析を行っています。
1、夢を見た人の意識はどうか
2、夢を見た人が自分の夢にどのようなイメージを持つか
3、夢のシリーズ性はあるか
4、心理療法を始めたころに見る夢はどんな内容か
5、精神の偏りに無意識が働きかける修正機能は夢にどう出ているか
6、夢の登場人物を客単体水準と見るか主体水準と見るか
7、夢の登場人物は治療者を反転したものではないか
8、夢のイメージに近い神話や御伽噺をもとに解釈を膨らませていく
特に、8の拡充法はユング派独自の分析方法ですが、他の心理学者からは個別のイメージを殺す危険もあるとして批判も出ています。
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