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ある状況の下で何度も何度も失敗の経験を重ねていると、自分がいくら頑張ってもその失敗を回避することが難しいという「あきらめ」に近い意識と行動様式が学習されることを学習性無気力感と呼んでいます。この概念を提唱したのは、セリグマンという心理学者です。
学業に劣る子どもが、何とかよい成績を上げようと一生懸命努力しても、その目標に達しないことがあります。この場合、親から「あなたはダメな子だ」と言われ続けたならば、その子どもは無力感にさいなまれ、すべてのことにやる気がなくなってしまいます。
親や教師からのあたたかい励ましの言葉が、子どものやる気を引き出すことを忘れてはいけません。
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