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砂が6~7分目入っている54センチ×72センチ×7センチの箱に、ミニチュア(人物、動物、植物、建物、乗り物、怪獣など)を使ってひとつのドラマをクライエントがつくっていく療法を箱庭療法と呼んでいます。
この療法は1929年にローウェンフェルトによって創始された世界技法が基礎になっています。そして56年にカルフがこの技法を学び、ユング心理学の理論を使って説明し発展させたのが砂遊びでした。日本では、カルフのもとで学び、ユング派精神分析家の資格をとった河合隼雄氏が1966年に箱庭療法としてはじめて紹介しています。
河合はこの療法は言語なしに視覚的に物事を判断することに優れた日本人に適した療法であると指摘したため、その後日本で急速に広まっていきました。