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気がかりなこと、心配なことは誰にもありますが、誰もが感じる不安の程度を遥かに超えると日常生活に支障をきたしてしまいます。こうした障害を不安障害と呼んでおり、次のようなものが含まれます。
①全般性不安障害
身の回りでおきる様々な出来事に対して異常なほどの不安を示し心配しすぎる人がいます。こうした状態が続いていくと、集中困難、イライラ、不眠、落ち着きのなさといった症状が出てしまう場合があります。こうした症状を「全般性不安障害」と呼んでいます。
②パニック障害
突然、動悸がしてきてドキドキという心拍数が上がり、汗が出て息苦しくなって気が遠くなってしまう感じがしたりする症状です。
こうした症状を何度か経験すると、また同じことが起きるのではないかと不安になり(予期不安)乗り物に乗ったり人と接したりすることができなくなってしまう人もいます。
また逃げたくても逃げられない状況や場所にいるときの強い不安を「広場恐怖」と呼んでいます。
③強迫神経症
外出する前にガスの栓を締めたかどうかが気になって何度も確認したりすることは誰にでもあることです。しかし、ある観念が浮かんでくると、不安を打ち消すために儀式的な行為を何度も繰り返しする人がいます。たとえば、何度も手を洗わないと気が済まないとか
このように、自分でも不合理だとい思うのに強迫的にある行為を繰り返す症状を「強迫神経症」といいます。