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◎摂食障害ーやせ願望が引き起こす病
摂食障害には「神経性無食欲(拒食)症」と「神経性大食(過食)症」の2つの病態があり、青年期の女性に多く見られます。最近の若い女性たちの中に摂食障害はかなり増えています。「神経性無食欲症」は一般的に拒食症といわれており、食欲がないので痩せ、食べないので内臓に障害があらわれ無月経になっていきます。本人は自分が異常だと認めてないことが多いようです。
一方の「神経性大食症」は「気晴らし食い」といわれるように、お菓子などをコンビニで買ってきては気持ちが悪くなるまで食べ続け、嘔吐や下痢を繰り返します。無気力、抑うつ的になり自分でも異常行動だと自覚している人が多いようです。両者はまったく正反対のように見えますが、拒食の人が過食になったり、またその逆になったりと病態は変化します。