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心の病気は、体にも様々な影響を与えます。人間の精神活動を担う大脳が、ストレスなどを受けて身体の働きをコントロールする自律神経のリズムが乱れてしまうからです。
ストレスが原因で胃炎や胃潰瘍が起こることはよく知られていますが、摂食障害なども自己嫌悪や自己否定などの心の病気が原因となっていると考えられます。
また、不登校の子供に見られる、学校に行こうとすると頭痛がする、お腹が痛くなるという症状も、なんらかの強い精神的ストレスが原因であると考えられています。
性別とストレスの関係では、一般に柔軟性のある女性のほうがストレスに強いと言われています。ただし、女性は対人関係でストレスを受けやすく、生きる気力や自信を失ったり、疲れやすく何もしたくなくなるなどの抑うつ状態に陥りやすい一面も持っています。
心の状態によって引き起こされる代表的な病気をみていきましょう。