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似た者同士がカップルになりやすいことはわかりましたが、似ていればよい、というものではないようです。
社会心理学者バーンは、自分と相手の態度の類似性と好意の関係を調べる質問紙調査を行いました。
まず、被験者に政治に対する態度の調査をし、それをもとに本人の回答に類似したものと類似していないものの2種類の偽りの回答用紙を作成しました。
後日、それを本人である被験者に見せ、匿名の人が回答した結果と偽り、その架空の相手にどれだけ好意を感じるかを尋ねました。結果は簡潔で、態度の類似性が高いほうに強い好意が向けられました。
一般に、態度や性格が似ている相手に惹かれる理由としては、相手からは同意を得られやすいこと、無用なケンカをせずに一緒に活動できること、相手の行動が予測しやすいことなどがあげられます。