LINE ID:@duarc
アメリカの心理学者ターマンは、結婚生活に関する幸福度を次のような項目によって測定しました。
たとえば、戸外の娯楽をともにする、家計の扱いについて夫婦の意見が一致している、相手を配偶者として誇りに思っている、もう一度生まれ変わることができたとしたら現在の配偶者と結婚する、などの質問です。
この項目によって日本人の結婚の幸福得点度と結婚年数との関係を検討した調査によると結婚直後は妻の幸福得点度は夫よりも高いのですが、結婚して3年を過ぎる頃から妻の幸福度は夫よりも低くなり、2度と夫を上回ることがありませんでした。6年以降、夫婦ともに幸福度は高くなり、12~14年で最高になりますが、その後、幸福度は急激に低下し、妻は21~23年で最低になってしまいます。
アメリカの夫婦の幸福度は、夫婦間で違いがないという調査結果を見ると、日米の夫婦関係は質的に異なっていることが示唆されます。