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いじめるという行為には、他人に心理的、物理的苦痛を与えることで満足を得るというサディズムの心理が潜んでいます。たとえば、子どもたちが「むかつく」という理由でいじめ、いじめた結果「スカッとした」というのは、こうした心理で説明できるでしょう。
いじめる心理と行動は、徒党を組むことで強化されます。「みんなで渡れば怖くない」という群集心理が働いて、1人ではできような凶暴な行為に及ぶことさえあるのです。
いじめる側は嫌がらせ、無視、脅迫、暴力といじめ行為をエスカレートさせていきます。
いじめられた子どもは誰にも相談できないまま追い詰められて、学校に行きたくなくなったり、ついには自殺を考えたりするケースも出てくる可能性があります。
ただし、いじめる側には、いつ自分がいじめられるほうに回るかという不安から、いじめをエスカレートすることでその不安を打ち消そうとしている場合もあるようです。