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テレビや本を読んでいて、あまりの面白さに瞬きも忘れるという表現を使うときがありますが、こえは実際に起こっていることなのです。瞬きが、見つめている対象への興味と関係することが心理学では立証されています。
実験では、男女にプロレス、歌舞伎、笑っていいとも、NHKの科学情報番組、ワイドショーなど6本のビデオを見せ、それぞれのビデオを見ているときの瞬きをする回数と、好き・嫌いという評価との関係を調査しています。
結果は男女ともプロレスを見ているときが一番回数が少なくなり、最も瞬きの回数が多かったのが歌舞伎でした。さらにプロレスには高い評価がつけられ、歌舞伎への評価は低くあらわれました。つまり、面白い番組を見る時ほど、瞬きが少なくなるということになります。最近では短いCM時間の中でドラマ性やシリーズ性を持たせ、興味を引くよう工夫されているものも増えています。