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小集団の生態を研究していたスティンザーは、会議などの集団行動の中にいくつかの興味深い現象を見出しました。
①かつて口論した相手が会議に参加しているときはその相手に正面に座りたがる
②メンバーの発言が終わった時、次に発言する人はその意見の賛同者ではなく反対者である場合が多い。
③リーダーシップが弱いときは、メンバー間の私語は正面に座っているもの同士で起こり、リーダーシップが強力なときは、隣り合う者同士で私語が交わされる。
これらの現象はスティンザーの名をとって、スティンザー効果と呼ばれています。会議の時には自分の正面に座った人の言動には注意し、味方の発言の後には反対意見が出ないうちに援護射撃の発言をしたほうがよいでしょう。