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では、こうした不公平感が生じたときは、どうすればいいのでしょうか?
公平理論を提唱したアダムスによれば、不公平感が生じた場合、人間は自らの労力とその結果の割合に見合うように、労力を減らすように手抜きをするようになるといいます。
また、自分の労力に見合うだけの評価を上げてほしいとか、報酬を増やすように働きかけたり、どうにもならないときには、その場から逃げ出そうとしたりして、釣り合いを回復しようとすると言っています。
ですから、親や上司としての立場にある人は、兄弟、部下の働き具合に注目し、それぞれが十分納得するような評価をくだすなり、報酬を与えることが大切です。