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言葉にともなって表出される情報、たとえば会話のよどみ、笑いやあくびなどをパラランゲージといいます。
言葉による情報自体は変わらなくても、言葉が発せられるときの声の調子や口調が付随するだけで、その人の人柄や気持ちの状態がとてもよく伝わります。笑いながら話してくれれば話し手の楽しさが伝わりますし、あくびをしながら話されれば退屈していることが伝わります。
たとえば、あなたが話をするたびに聞き手が返事をするたびにうなずいてくれたら、あなたは同意を得られたと安心してついつい口数が多くなってしまうのではないでしょうか。ある実験では、聞き手がうなずいただけで、話し手の話の長さは50%も上増しされたといわれています。
パラランゲージをうまく使うことができれば、コミュニケーションはもっと円滑になるでしょう。