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人は誰でも自分の体の周りにパーソナル・スペースと呼ばれる他人の侵入を拒む、一種のなわばりをもっています。このなわばりを持っています。この縄張りを侵されたとき、人はどんな反応を示すのでしょうか。
図書館の大きなテーブルで1人で勉強している女子大生のすぐ隣の席に座り、女子大生の反応を見ます。すると女子大生は肘を立て、腕を頭で抱えたり、相手を視界から遮ろうとします。あるいは相手に背を向けたり自分の荷物を間において境界線に柵をつくろうとします。
結局、この実験では30分以内に70%の女子大生が席を立ってしまいました。ちなみに邪魔をしなかった場合は、30分以内に席を立った女子大生は10%に過ぎませんでした。この結果から私たちは無意識になるべく他人との距離を保とうをしていることがわかります。