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養育者が健康な子どもに危害を加え、病人に仕立てて病院に連れて行き、自分が献身的に看護する姿を演出して見せるという特殊型の児童虐待のことです。近年増加傾向にあり、注目されている症候群です。
ミュンヒハウゼンとは、18世紀にいた男爵の名前です。この人は居酒屋を訪れては自分で考えだした冒険談や旅行話をして歩き、「ほら吹き男爵」と呼ばれていました。
1951年にロンドンのアッシャーという医師が、自分を病人に見立てて病院を渡り歩く患者のことを、この男爵にちなんでミュンヒハウゼン症候群と名付けたことがこの言葉の由来です。