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◎虚血性心疾患ー中間管理職に急増
アメリカのフリードマンとローゼンマンは、虚血性心疾患にかかりやすい人には、共通の行動パターンがあることを指摘し、それをタイプA行動と呼んでいます。このタイプの人は、
①高い達成努力の意識(目標に向かって過剰なまでに努力する)
②競争心が高い
③時間的切迫心が強い(せっかちでイライラしている)
④攻撃性が高い
などの行動特性がみられます。
慢性的な緊張状態にあり、交感神経系を絶えず刺激しているために、内分泌、新陳代謝、心臓血管などに悪影響を及ぼし、虚血性心疾患を引き起こすと考えられます。タイプA行動の特性に当てはまる人は、慢性的なストレスを避け、リラックスして過ごす時間を作るようにしたほうがよいでしょう。