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学校内のおける子ども同士のいじめが社会問題となっていますが、いじめが多発化したのは1985年前後からです。
その原因には、校内暴力への対策として、学校が生徒への支配的、管理的な指導を強化したことがあげられています。結果、校内暴力は減少しましたが、子どもの欲求不満がいじめへと向けられ、陰湿化したのではないかというのです。
もうひとつ、今の子どもたちの対人関係の訓練不足もあげられています。少子化によって家庭の中で自分の主張がなんでも通るようになった結果、家から一歩外に出ると自分の欲求を我慢できない子どもが増え、限度をわきまえないいじめ方が多くなっているのではないかというわけです。
統計によると、いじめの発生数は一般的には小学校では学年が上がるにつれて増加し、中学校や高校では学年が上がるにつれて減少しています。